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首を振った

だけど、帰り道には図書館があった

よけいな負担をかけてしまっただろうかAveeno Baby

とりあえず、左胸の上あたりを内側でずっと誰かに握りしめられている。

呼吸が心臓をすり抜けて肺に渡る、けれども取り込まれずにそのまま外に出てきてしまう。

なんだか酸欠っぽいな、酸欠なのか。

一人で生きていけって言われてるんだ。

わたしが、こんなだから。

泣いたりするから。

頭の中がそうそうとする。

意識が遠のく一歩手前のあの感じ。

真夏、坂道を立ちこぎ自転車で登りきったあと、目の前がちかちか明滅して真っ白な光に打ちのめされた。

あれってこんなに長い時間もつづくんだ。

脳に血液がめぐらない肩頸僵硬

早送りの引き潮映像みたいに、おでこの裏から後頭部へ向けて、ずっと風が吹きつけている。

外気に触れて、脳みそのしわがしびれている。

そんなはずはないのに。

今週は毎日、寄り道をして原稿を書いてから帰るルールだった。

歩くことすらしんどくて、途中途中やすみながら、やっと帰ってきた。

大丈夫かよ。

引越したら、いまより遠くなるんだよ。

歩く距離も2倍になるんだよ。

だけど、帰り道には図書館があった。

ミスドはなかったけれど、どこにでもあるよあれは、それにそんなに大好きってわけでもない、クリスピークリームよりは好きだけど。

少しずつ、痛む範囲が広がってきている謝師宴 化妝

右胸の神経にもひびいてきているのかな。

どうせ精神的なもの。
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