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首を振った

イガラシさん

実に気配りの完璧な、看護婦という以前に、人間として気持ちのイイ人でした。

手術前も手術後も、きめ細かい心遣い邊間補小學數學好をしていただき、ホントーに感謝しています。

看護に携わっている人は、当然ながら白衣かちょっと地味な制服(?)を着ておられます。

ですから、正直なところイガラシさんだか、他の人だかなかなか判別できません。

そのうえ、マスクをされていると全く分からなくなってしまいます。

手術後、手術室の出入り口で待つように伝えられて、娘たちとボォ~~っと待っていたのですが、

ぼくらの前を何人も忙しそうに通り過ぎる彼女たちを見て、正直なところ誰が誰だか判断が付きませんでした。

その中で、丁寧にお辞儀をして通り過ぎる看護婦を見送ったあと、

あれっ!?あの人イガラシさんじゃないか邊間補小學數學好と気付いた時は、既に姿が見えなくなっています。

アリャ、失礼してしまったと思ったのは後の祭り。

胸に付けた名札で判別するには、ぼくは視力が悪る過ぎます。

そんなトンチンカンなぼくの反応に対して、嫌な顔一つせず淡々と世話をしてくれるイガラシさん。

・・・・・・

そして、カミサンを乗せたストレッチャーを押しながら手術室から出てきた女性。

その顔には明らかに疲労の色が浮かんでいました。

単に病室まで術後の患者を送り届けるだけの任務をこなしているのですけれど、この女性、ぼくは手術に立ち会ったスタッフだと分かりました。

そこで、「手術に立ち会われたのですか?」とストレートに聞いてしまいました。

9時から14時までの5時間、昼食もとらずずっと手術に加わっていたスタッフです。

当然ながら手術でスポットライトが当たるのは担当医です。

でも、それ以上に場数を踏んでいるのが彼女のようなスタッフなのです。

彼女自身、家族から話しかけられる経験をあまり持っていなかったようで、短時間でしたがカミサンの手術の様子を聞くことが出来ました。

そんな短時間の接触で、ぼくら家族の者は今回邊間補小學數學好の手術が成功裏に終わったと確信できるのでした。

名札を読むことが出来ませんでしたが、彼女に対して心からありがとうと言いました。

病院というものは、女性で持っているようなものです。

・・・・・・

朝の巡回にちょうど出くわしました。

先頭を歩く背の高い医者。

白衣のポケットに両手を突っ込み、同じ白衣の何人もの医者を従えて病室を巡回していきます。

でも、ホントーはイガラシさんや手術のアシスタントを勤める女性たち無しにはこの病院は成り立ちません。
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